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欧米はセントラルヒーティングで冬もポッカポカ

今回はセントラルヒーティングについてご紹介します。

欧米はセントラルヒーティングで冬もポッカポカ

ホームステイなどで欧米の家に滞在すると、冬も家の中が暖かい事に気付きます。でも日本みたいにヒーターやストーブがあるわけでもない。どうしてか分かりますか?そう、セントラルヒーティングを使っているんです。

バスルームの横などのスペースに置かれたボイラー(通常ガスもしくは電気で発熱)で熱を作り出し、各部屋へ送るので凍えるような冬でも家中が暖かいんです。

セントラルヒーティングについては、一般的に以下のような利点が挙げられます。

 

利点1.ムラなく暖まる

各部屋にはラジエーターと呼ばれる放熱器があり、それを通してムラなく熱が広がる為、均一に暖房効果を得る事ができます。

 

利点2.安全性が高い

ストーブなどである火傷や一酸化炭素中毒の心配がないのも特徴の一つです。また、局所的に暖まる日本の暖房機器に比べ、セントラルヒーティングでは体全体を暖める為、いわゆるヒートショック(温度差によるショック症状)のリスクが低くなると言われています。

 

ここまで良い事づくめのセントラルヒーティングですが、以下のような難点も挙げられます。

 

難点1.イニシャルコストが高い

機器自体の購入費用が高くつきます。そういう事もあってか、日本ではもっぱら冷房を兼ねたエアコンや石油ヒーター等が主流となっています。あと古い日本家屋においては断熱性が低い事も理由として挙げられています(最近の家については問題ないでしょうけど)。

しかし、新築が美徳の日本とは違い、中古住宅に住む家庭が多い北米では、既設のセントラルヒーティングを使う事が多い為、その使用率は非常に高いです。

 

難点2.維持費が高い

電気代/ガス代が高くつくのも難点の一つです。使用状況によっては毎月ウン万とかかります。これは部屋数の多さ、広さが違う欧米の家ならではですね。

 

さいごに

いかがでしたか?以外なところで文化の違いも見え隠れして面白いと思いませんか?

以上、参考になれば幸いです。

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