日本にいると誰かと話をするとき、「これはみんな知っていること」と、無意識に「常識」や「固定概念」を持って話をされるかと思います。でも国外に出ると勝手が違ってきます。今回はそんな、外国人と話すときの思い込みは危険だというお話をします。
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寿司は中華料理?
お寿司は日本料理の代表ですね。でも私の経験で、フランス人のクラスメートから「ねえ、スシって中国の料理なの?」なんて聞かれた事があります。日本人なら問題外の質問ですが、所詮、日本は東洋の島国、知らない人もまだまだいるんだ~・・・・とある意味カルチャーショックを受けた出来事でした。
とまあ、これはちょっと極端な例ですがw、日本を一歩出るとそういう人もいるという一例です。
自国の有名人の話をされても・・・ね。
学校で授業を受けていると、他国のクラスメートと色々話す機会があります。その中でたとえばスポーツの話になったら、どうでしょう?
当然のように自国のスポーツ選手の話をする人がいます。でも、こっちにしてみると「誰?」と思ってしまいます。
それは日本人も同じです。
例えば日本人テニスプレーヤーの錦織圭選手の名前を挙げたとして、果たして何名の外国人クラスメートが知っているでしょうか。世界ランカーだからといってどこでも知られていると思ったら大間違いなのです。
ボクシング5階級制覇、漫画の設定を地でいくボクサー、フィリピンの英雄、マニー・パッキャオでさえも日本だとボクシングファン以外だとあまり知られていませんよね(フィリピンでは100%の認知度です)。
そういったギャップというのはどこでもあるんです。
外国人と話すときの思い込みが危険な理由
外国人と話すときの思い込みが危険な理由の1つは、自分が知っている事、正しいと思っている事が、相手も全部同じ考えではない事です。
逆に相手がそれを考えず、あなたの知らない自国の事を話していても「知らねーし」で終わらせず、興味を持って聞いてあげましょう。コミュニケーションのきっかけになり、それはそれで、チャンスです。「それって何?」「もっと教えて」などと、どんどん話を広げてみましょう!
さいごに
いかがでしたか?ちょっとした気づかい1つでも会話がスムーズになる事もあります。こういうところはちょっと日本人ぽいですがw、知っていて損はないと思います。
お役に立てたら幸いです。
ではでは。