今回は日本ではコケた全米大ヒット映画を何本かご紹介します。
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日本ではコケた全米大ヒット映画!
毎年日本ではたくさんのハリウッド映画が公開されますね。ただ、本国では超大ヒットなのに日本ではコケてしまう作品がしばしばあります。
一般的に言われるのが外国のコメディ映画は日本では当たりにくいという事。これは言葉の壁、ユーモアセンスの違いなどがあり、しょうがないかなと思います。それとアメコミ系の映画は日本ではいまいち受け入れられていない現実があります。これらを踏まえて、ご紹介します。
パッション/The Passion of the Christ
イエス・キリストを主人公とした2004年の映画です。北米では年間5位という超大ヒットの割に日本では認知度がいまいちな作品です。
衝撃的な拷問シーンが原因でショック死した方が出たり、色々と物議を醸し出しました。なお、人気ドラマ「パーソン・オブ・インタレスト」で主役のジョン・リースを演じたジム・カヴィーゼルが主役を務めています。
ハングオーバー/The Hangover
アバターなどが公開された2009年の大ヒット作です。ウェディング前夜の乱痴気騒ぎが原因でドタバタ劇が繰り広げられるコメディ映画です。その人気から、続編も制作されました。
ミート・ザ・ペアレンツ/Meat the Parents
いわゆる「ご両親へのご挨拶」を面白おかしく描いたコメディ映画です。ロバート・デ・ニーロがコワモテ親父を熱演しています。続編のMeet the Fockersも2004年の北米興行収入年間7位に入るなど大ヒットしました。
マイ・ビッグ・ファット・ウェディング/My Big Fat Greek Wedding
北米では2002年の年間9位にランクインしたヒット作です。ギリシャ人と非ギリシャ人カップルの恋と結婚を描いた映画です。
ハンガー・ゲーム/The Hunger Games
ティーンを中心に人気だった小説を実写映画化した映画です。北米の2012年年間9位に入るヒットを記録しました。ただし若者同士で殺し合うといったストーリーが日本の「バトルロワイアル」と似ているとかで物議になった事でも知られています。全3作あり、いずれも大ヒットしました。
トワイライト・サーガ/The Twilight Saga
こちらもティーン向けの小説が原作となっており、2009年から実写化したシリーズ作品です。Sagaという事で3部作になっており、映画館では黄色い歓声が飛び交うという熱狂ぶりでした。
ダークナイト/The Dark Knight
クリストファー・ノーラン監督で再構築された新バットマンシリーズの第2作目。ジョーカーを演じたヒース・レジャーの遺作となったなど、日本でも話題になりましたが、北米(および世界市場)におけるそのヒット具合は日本のものとはかけはなれています。2008年の興行成績はぶっちぎりの1位で、北米におけるタイタニックの興行成績を抜き去り、歴代1位となりました(翌年、アバターに抜かれてしまいましたが)
さいごに
いかがでしたか?知っている作品はあっても大ヒット作であるという認識はなかったのではないでしょうか?逆に本国では不発だったのに日本で何故かヒットした、なんて作品もあります。これらはまた別の機会にご紹介したいと思います。
以上、参考になれば幸いです。