海外渡航時「外国って怖~い」と考えたことがありますか?TVやインターネットでは色々なニュースが流れているため、渡航歴のない方は特にそう思うかもしれません。今回は海外旅行、特にフィリピン旅行で注意することについてお話します。
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日本の治安との比較について
まず海外に行く際の前提として、渡航先がどこであれ、日本の治安とは比較しないでください。
よくか悪くか、日本の治安は良すぎます。最近は物騒なニュースも増えていますが、それでも日本は世界トップレベルの安全な国です。でも、それに慣れているからこそ、渡航時の危機管理をしっかりする必要があります。
フィリピンでは、犯罪件数のほ多くが窃盗で、欧米人もそうですが、特に日本人はいまだに「みんなお金持ち」というイメージが定着しているため、要注意です。では、トラブルを避けるためには何に気を付ければよいのでしょうか。
フィリピン旅行で注意すること
高価なアクセサリなどは持っていかない
端的にいうと、不要なものは持っていかないという事です。発展途上国でわざわざ高価なアクセサリをジャラジャラしていると、窃盗でなくても、すぐカモにされちゃいます。
財布を後ろポケットに入れない
日本人男性で非常に多いのが、ズボンの後ろポケットに丸見えの状態で財布を入れる行為です。これで「財布をすられた~」といっても誰も同情はしてくれないでしょう。
他には、道端で財布を出してお金を計算したりする事も気を付けてください。100%あなたの行動は見られています。これはフィリピンに限らず、避けるべき行為です。
自分の荷物から目を離さない
置き引きはヨーロッパなんかでも多い犯罪です。自分の荷物からは絶対に目を離さない、これは鉄則です。
レストランでトイレに行く際、席にバッグを置いていくなんてのもNGです。一緒にいる人に荷物を見てもらうのが「常識」です。
私が語学留学で滞在していたカナダのバンクーバーでも、図書館で勉強中に目を離してる間に荷物がなくなっていた、なんて事があります。
極力一人で行動しない
大都市を一人で歩くのは問題ありません。しかし、いくら住み慣れた街であっても、夜道を1人で歩き回ったりする事は避けてください。女性の場合は特に要注意です。
フィリピン留学では無い事ですが、賃貸物件の見学などで、個人宅を訪れる場合なども、必ず誰かに付き添ってもらうようにしましょう。こういった場合、相手の素性も分からないまま会う事となるため非常に注意が必要です。
日本でしない事はしない
海外にいると、時にハメを外したりする事はあると思います。ストレス発散方法として、それは仕方ないでしょう。しかし、基本的に日本ではしない事を海外でしないでください。異国の地だからといって何をしていいわけではありません。素性の知らない人について行ったりするのは厳禁です。
後先考えずに行動すると取り返しのつかないことになりかねませんので注意しましょう。
さいごに
いかがでしたか?2016年には、カナダ、バンクーバーで日本人留学生が殺害される悲惨な事件がありましたが、個々の安全管理がいかに重要かを知らされた事件といってよいでしょう。
何かあったとき、旅行エージェント、留学エージェントはあなたの安全を保証する事は出来ません。なぜなら最終的にそれはあなたの安全管理次第となるからです。
本投稿を読んで「海外って怖い」と思った方は、留学および海外渡航自体に向いていないかもしれません。海外のパックツアーであっても、基本的な安全管理を行えないようであれば、結局トラブルに巻き込まれる可能性があります。行かない、というのもひとつの決断だと思います。
でも、自分は海外にいるのだという自覚を持っていれば大概のトラブルは避けられます。
以上、フィリピン旅行で注意することのご紹介でした。