今回は外国人と英語を話す際のタブー・注意点についてご紹介します。話る事の出来る内容なんて、相手との関係性に左右されますが、とりあえず、初対面やあって間もない相手との会話時を想定しています。
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外国人と英語を話す際のタブー・注意事項
身体的特徴に関するコメントはしない
「背が高いですね」「足が長いですね」など、褒めているつもりで言っていても、実は相手にとっては嫌な事である場合があります。すべての人が自分と同じ考え方をしていると思ったら大間違いです。これは日本語でも同じですけどね。
「すごい目が小さくてカワイイですね~」と言われて喜ぶ日本人女子は少ないんじゃないでしょうか?(特に深い意味はありません)
相手の年齢を聞かない
以前、留学の際に避けるべき話題でも取り上げましたが、とにかく日本人(もといアジア人)は年齢を気にします。しかし欧米では年齢の離れた友情も珍しくありません。なので会っていきなり年齢を聞くのは大変失礼にあたりますので避けましょう。
恋愛に関する質問は控える
Do you have a girlfriend?(彼女はいるの?)といった質問は気が知れた仲になってからにしましょう。また、セクシャルマイノリティの方を考慮してAre you dating someone?(誰かと付き合ってるの?)くらいにしておくと安全です。この人は異性が好きなんだと決めつけて話していると知らずのうちに相手を傷つけることになります。
Four-Letter Wordは使用しない
いわゆる放送禁止用語です。多くが4文字で構成されているため、Four-Letter Word(4字の言葉)と呼ばれています。これらを含む侮辱的な言葉をCourse Wordとも言います。
一番分かりやすいのはフ○ッキューといった言葉ですね。その他の言葉に興味のある方は「英語 Four-Letter Word」とでもググってみてください。
これらの言葉を使う場合は、気の知れた間柄でも気を付けてください。決してこういった言葉やスラングを使う事がカッコイイわけではありません。逆に中途半端な英語力でスラングを使っていると、傍から見ると滑稽、お寒いです。周りの目を気にして生きろという訳ではありませんが、これに関していうと誰も得しない結果を招きます。
差別表現は厳禁
人種差別発言はもっての他です。どこの国でも一番嫌われます。
英語には各人種を侮辱するさまざま 言葉がありますが、冗談でも使用しないでください。築きあげた関係が一言で崩れ去る事になります。
具体的にどういった言葉があるのが、興味のある方は「英語 差別表現」とでもググってみてください。
お金の話
これも近しい関係であれば問題ないでしょうが、そうでなければ避けてください。
経済状況というのはみな違うものです。日本より物価や賃金が低いところもあれば、逆のところもあります。私のクラスメートの中には自家用車を売り払ってバンクーバー留学をしている人もいました。過敏になる必要はありませんが、自分の国を基準にして話さない事が回りとうまくやっていく一つのコツでもあります。
さいごに
もちろん、何を話すかは相手との関係により異なりますので、自己判断でお願いします。ただ、初対面の相手に対してはすべての項目について要要要要注意です。
当然ですが、相手が外国人だから何でも聞いてもいいわけがありません。あなたが会ったばかりの人に同じ事を聞かれた場合を考えてましょうね。