今回はMSGとは、そして海外の食品事情を少しお話します。
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NO MSGとは?海外食品のスタンダードを知ろう
MSGとは
MSG(エム・エス・ジー)はMono Sodium Glutamate(グルタミン酸ナトリウム)の略で、いわゆる「うまみ調味料」」と言われるものを指します。
海外では味の素がAJINOMOTOとして、うまみ調味料の代名詞として認知されています。他社のうまみ調味料もひっくるめて「AJINOMOTO」と呼ばれる事もあるくらいです。そのほかMSGはスナック菓子やインスタント食品など、多くの食品に使用されています。
MSGの問題点
おいしいけどいい事ばかりではありません。昨今はMSGの健康への影響が危惧されています。
中華料理店症候群(チャイニーズレストラン シンドローム)なんて言葉があるくらいで、中華料理を食べた後に大量のMSG摂取により手足にしびれが起こる事があるそうです。
アメリカではベビー食品にグルタミン酸ナトリウムの使用が禁止されていたり、「NO MSG」の表示がないと販売できない食品があります。しかし日本はというと、食品については現状「調味料(アミノ酸等)」と表示していれば問題にはならないそうです。
うま味調味料の摂取が気になる方は、日本では「無添加」、海外では「NO MSG」と表記された食品を購入するようにしましょう。
さいごに
いかがでしたか?別に怖がらせようという話ではありません。しかし、日本に限らず、海外滞在中など、外食が多くなると多量のMSGを知らずに摂取している可能性がありますので、気を遣けましょう。