今回は米ドラマ、パーソン・オブ・インタレスト(PERSON of INTEREST)をご紹介します。
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おススメの米ドラマ:パーソン・オブ・インタレスト
パーソン・オブ・インタレストについて
“我々は見られている。政府の極秘のシステム”マシン”によって常に監視されている。開発したのはこの私だ。テロ行為を未然に防ぐためにマシンを設計したが、一般人を巻き込む凶悪犯罪も検知する。政府には”無用”の犯罪だ。政府は何もしないので、私が防ぐと決意した。まずは共に戦う腕の立つ相棒が必要だ。我々は当局の目をかわし秘密裏に動く。もしマシンが番号を告げたら、被害者でも加害者でも…必ず探し出す。”
上記は毎回オープニングで流れるナレーションなのですが、これでほぼ解説されてしまっていますw
毎回「マシーン」と呼ばれるAIが危険に対して「有用」と判断した人物の社会保障番号を吐き出すので、主人公のリースとフィンチは番号を頼りに調査し、その人物を危険から救い出すというストーリーです(ただしその人物が被害者側なのか、加害者側なのかは分かりません)。彼らにはそれぞれ人々を救い出すための理由・バックグランドがありますがそれはネタバレになるのでここでは割愛します。
ちなみにパーソン・オブ・インタレストとは「参考人」を意味します。
クリストファー・ノーラン弟が原案・制作総指揮!
私も大ファンである、人気映画監督クリストファー・ノーラン(インセプション、インターステラー、ダークナイト、メメントなど)ですが、彼の多くの作品の脚本を手掛ける実弟であるジョナサン・ノーランが本作の原案を務めています。それを聞いただけでファンはまず見たくなりますね。とはいったものの、先入観なしでまずは1話を見る事をお勧めします。基本1話完結型なので見やすいはずです。ただ、1話ごとに本軸のストーリーが進んでいくので次の楽しみもあります。
クセの強いキャラクターたち
私の場合、ドラマを見る際はキャラクターを好きになれるかどうかで続けてみるかどうかを決めてしまっている気がします。あと、登場人物が多くないので、その見やすさもあります。(序盤は基本3~5人がメインで動きます)
また、パーソン・オブ・インタレストは007を彷彿とさせるアクションもあります。主人公のリースが闇夜から現れて敵をバッタバッタ倒していく様はまさにジェームズ・ボンド(目出し帽をかぶってマシンガンをぶっ放すという悪役ぽい事もしばしばありますが・・・w)。ダークヒーローといった方がしっくりくるかもれません。
相棒のフィンチもハッキング技術を駆使してリースを援護したり、毎回ワクワクする展開の連続です。007でいう「Q」的な役回りです。
監視カメラ映像を使った演出
派手なアクションなどは他のドラマでもやってる事ですが、本作の本軸であるAIに監視されている社会を表す手法として、シーンごとに監視カメラからの映像が差し込まれます。不思議な事にたったこれだけで、世界観にリアリティが生まれます。ちょっとした事ではありますが、何気に凄い良いアイデアだと思いませんか?大掛かりな事をしなくてもこういった映像を時折チラ見せするだけで深みが増すんです。
さいごに
いかがでしたか?本作は5シーズンで完結します。米ドラマにしては短い方でしょうか(1シーズンで切られる作品も多々もありますが)。元々本作は終わりありきで制作されていたとの事なので長すぎず短い過ぎず、楽しめます。
以上、参考になれば幸いです。