私は個人的に中国とフィリピンからの移民ファミリーと親交があったのですが、その中でお母さま方から聞いたアジア系カナダ移民ママならではの悩みをご紹介します。
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アジア系カナダ移民ママならではの悩み
カナダは移民の国です。バンクーバーに限って言うと特にアジア系が多く、中国、フィリピン、ベトナム、韓国等、様々です。しかしアジア系が多くても国はカナダ、教育はすべて北米式です。
そこでアジア系移民ママたちの悩みの種になっていたのが、子供たちの恋愛事情でした。どちらも娘さんをお持ちで、彼女らが将来、北米基準の恋愛に身を置くことを危惧していました。
フィリピン人ママの方はお子さんがまだ小学生だったからもう少し先の話ではありましたが、中国人ママの方の子供たちは高校生。もう気が気じゃない様子でしたw 2人の娘のバイト先にまでやってきたり(!)、やや過保護な感じでした。
別に何も悪いわけではありません。週末には彼女らを中国語の学校に通わせたりと、非常に教育熱心なママなんです。でも恋愛に関しては特に厳しいご様子。ある日、話の中で疑問に思っていた事を聞いてみました。
私「娘さんの恋愛には厳しいんだね。いくつになったら恋愛解禁してあげるの?」
中国人ママ「ん~・・24歳だね」
私「へ~、結構待たないといけないんだね(どこぞの芸能事務所みたいだなw)
・・・あれ?
○○(ママの名前)はいくつの時に恋愛解禁だったの?」
中国人ママ「ん~・・・18歳くらいかな」
私「あ~そう・・・」
って、ヲイっ!
「自分はいいんかい」と思いましたが、そこは「Mind your business」の気持ちで聞き流しましたw
ま~でも、娘さんたちは彼女のいうことをよく聞く、できた子たちだったのできっとママをガッカリさせる事はないでしょう。恋愛に対する寛容さ(価値観?)は国籍に限らず個人差があります。しかし、少なからず知り合いのママを見る限り、アジア系の国から来た人にはアメリカ・カナダの恋愛事情には少し身構えるものがあるように見受けました。
さいごに
いかがでしたか?異国にいる限り、両親の生まれた国の基準で物事は進みませんし、かといって我が子の事となるとなんとかしたいという気持ちも分かります。移民ならではの悩み・ジレンマだと思います。なんにしても興味深いですね。
ではでは。