これまでホームステイについて、色々お伝えしました。何事も良い面もあればそうでない面もあります。取り巻く状況によって自分に合った滞在方法を選ぶことがベストであろう、として締めくくりました。そこで今回は私自身の体験をお伝えします。
Contents
ホームステイはいい事だけではない:私の実体験。
先にお伝えしておくと、私としてはちょっとほろ苦い体験となりましたw しかし、多くは私に非があったので、これをご覧いただき反面教師としていただけたらと思います(汗)
ホストファミリーの構成
私がバンクーバーで最初に滞在したのは、タウンハウス(リンク)に住む白人の4人家族でした。ホストファーザーは寡黙、ホストマザーは大らかな感じ、あとは元気が有り余る双子の男の子です!
ホームステイについて
最初の頃は週末になると色々連れ出してくれたりしましたが、段々その回数は減っていきました。こちらにも気を使ってくれていたのかなと思います。
でも余っている部屋を貸し出しているだけで、あくまでビジネスライクな関係を保ちたい姿勢のホストファミリーもいます。ここはあなたとホストファミリーがどのように関係を築くかに懸かってきます。
文化・生活スタイルの違い
タウンハウスだからか、音が非常に響きやすく、夜に洗濯機を回す際はかなり気を使いました。
シャワーは欧米、というより日本以外の国では朝に浴びる事が多いのをご存じですか?その時は夜に浴びていたのですが、気をつけないと「うるさい!」と怒られるので、私も朝にシャワーに変更しました!(お子さんが小さいからか、みな21時くらいには消灯していました)。
が、今度は皆と時間がかぶったりして困ったので、結局夜にそろ~と浴びる形におさまりました(泣)
食事についてですが、一般的な白人の家はディナー時間が早いです。夕方5時くらいには食べます。なので私が学校からまっすぐ帰っても着いたころには皆食べ終わっていた事もしばしば・・・w
だんだん疎遠に・・・
夜になると、彼らはよく家族でテレビを見てるので。私はその間、彼らのPCでネットサーフィンを悠々自適に。。。し過ぎました。「ここはネットカフェじゃない」と起こられた事もありました。ゴメンナサイ・・・。
その後も、夜に洗濯するなと怒られたり、子供たちと遊んでたらウルサイと怒られたり・・徐々に、特にホストファーザーと嫌な雰囲気になっていきました。
語学学校ではというと、よい友達もできていたのですが、遊びにいく時などにホームステイの門限がネックとなる事があり、ジレンマに駆られることが増えました。
そこで頃合いだと思い、ホームステイ生活を終えたのでした。
前述のとおり、やや後味の悪い感じで出て行っていましましたが、お互いに良かったのかなと思います。相性って大事ですね。
ちなみに、門限の有無もホストファミリーにより異なります。中には飲酒NG(外出先で飲んでも駄目)、禁煙といったルールを設けている家族もあります。(子供への影響だと考えられます)
なお、その後引越し先で何が起きたかはこちらをご覧ください・・・(=_=)
帰国前に勇気を出して電話!
少し時は流れて、帰国前の事です。ふとホストファミリーの事を思い出し、勇気を出して電話をした事がありました(汗)。なんかこう、胸の中のもやもやをキレイにして帰りたかったんです。
するとホストファーザーが出たので(ドキっ!)まずは「あの時はごめん」と謝罪。
それには「ああ・・・」といった反応(相変わらず寡黙)。
さらに勇気を出して「もう帰っちゃうんで、よかったら最後にご飯でもどうかな」と切り出しました。すると
「今週末は予定があるから・・・」というので
「ああ、そう、じゃあ、来週末はどう?」と聞いてみると今度は
「子供のベースボールがあるから・・・」
。。。。完全に避られてますね。その時点で諦めました(チーン)
電話をしてみた、その心意気だけ褒めてあげてくださいw
とまあ、以上が私の体験談です。
以下、今回の事項を加味し、改めてホームステイの長所・短所をまとめました。
ホームステイまとめ
長所
・英会話能力アップが望める(要コミュニケーション)
・異文化体験ができる。
・勉強に集中できる(基本自炊および掃除が不要)
短所
・何をするにも気を使う
・門限などのルールがあり、遊びにいきにくい
※ファミリーによってルールが違ったりしますので、あくまで参考情報としてご覧ください。
さいごに
さて、ご覧の皆さんに勘違いしてほしくないのは、これらはあくまで数ある中の一例でしかありません。
ホストファミリーと素晴らしい思い出を作っている方も数多くいらっしゃいます。実際私のクラスメート(日本人)はホストファミリーと良好な関係を築いており、現在でも連絡を取り合っているほどです。
今回はちょっとネガティブな内容でしたが、失敗もよい経験です。とはいえ、みなさんには極力こういった失敗なく、素晴らしい留学生活を送っていただけたらと思います!
以上、参考になれば幸いです(^v^)
ではでは。