今回は日本人同士で英語を話すことの意義について、私の実体験を交えてご紹介します。
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日本人同士で英語を話すのが恥ずかしいとか言い訳はやめよう
私にはバンクーバー留学中に出会った日本人の友人がいます。彼は短期間通った学校のクラスメートでしたが、打ち解けてからはほぼ毎週末に遊びに行く仲になりました。
しかし、その際1つのルールを設けていました。
ズバリ決まった時間帯のイングリッシュオンリールールです。
友人間でイングリッシュオンリー
もちろん、学校内でもなんでもありません。完全にプライベートです。
というのも、友人はワーホリで来ており、昼間はジャパレス(ジャパニーズレストラン)で働いているため、正直カナダにいながらあまり英語を話す環境にいないという事でした。
私は学校がありましたが、それでもその1分1秒にお金をかけて滞在しているのでそれを無駄にはしたくない、でも楽しく過ごしたいという思いもあり、そこで考えが一致しました。
というわけで時間制限付き(午後10時までとか)で英語で話そうよという事にしました。別に破ったら罰があるとかではなく、あくまで自発的なものです。
下手な英語で話し合ったって意味ない?
「下手な英語で話し合ったって意味ない」とかいう人がいますが、意味ないというのは大嘘です。
お互いつたない英語でも話す事に慣れるのは非常に重要です。日常で自然に話せるようになりたいと思うなら、ひたすら発声練習をするしかありません。(もちろん、机に向かって文法を学ぶのも大事ですよ)
こういう事に協力できる理解ある友人ができると、どんどん英語が上達していきます。
日本人でつるんで無駄な留学に終わってしまい、「1年間いたけど全然英語が話せません」という事になります(そういう人はたくさんいます)。そうなると「遊学」などど揶揄する人たちの言う通りになってしまいます。
でも逆にたった数か月の滞在で急成長する人も実際います。姿勢の違いは結果として顕著に現れるものです。
日本人同士の英会話に違和感あり?
「日本人同士で英語で会話?気持ち悪~い」とかいう声を聞きます。
単刀直入に言うと、それを言い訳に英語の勉強ができないという人は永遠に初心者から脱却できないし、非ネイティブはこれくらいやらないと上達しません。
正直、私も違和感を持っていましたよ、最初は。でも、語学学校のイングリッシュオンリーなルールにより校内では日本人同士でも英語を話さないといけなかった為、それで免疫が付きました。
これも結局気持ちの持ちようで、そういった意味では日本の英会話学校や駅前留学でも同じです。
英語を勉強していると、日本人同士で英語を話す機会は意外とあります。分かりやすいところだと、英会話クラスで外国人の先生を介して日本人クラスメートと話す場面です。これが学校でなくても、間に外国人がいると自然とみんなの共通の言語(多くの場合は英語)で話す事が多いです。
「そんな機会ね~よ」とか、「そこまでやる気ね~よ」という人はそこまでです。誰も強制はできませんから。(バッサリ)
ただ言えるのは、日本人同士で英会話もできないようでは外国人と英語を話す事は100%できません。(もしくは先に日本語によるコミュニケーション能力を磨く必要があると考えられます)
さいごに
いかがでしたか?まずは羞恥心や安いプライドを捨てる。それが第一歩です。と、ちょっときつい言い方をしましたが、これを読んでちょっとでもムカッときたら、それはあなたが真剣に英語学習を考えている証拠です。
さあ、やってみよう!