今回はおススメの米ドラマとしてゲーム・オブ・スローンズの見どころを少しご紹介します。なお、ネタバレを防ぐため詳しいストーリーについて言及しませんのでご安心ください。
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おススメの米ドラマ:ゲーム・オブ・スローンズ
ゲーム・オブ・スローンズとは
ゲーム・オブ・スローンズ(Game of Thrones)は米HBOチャンネル制作の大河ドラマです。中世ヨーロッパの雰囲気でドラゴンが出てきたりとロード・オブ・ザ・リングのような世界観ですが、国の継承者争いといった人間ドラマも絡めた超大作です。
2011年の放送開始以来、数々の賞を総なめしているほか、米国における視聴者数も毎週1,000万人を超えるなど社会現象を起こしています。
各シーズンは平均10話と通常のドラマに比べると少ないですが、重厚なストーリーと映像美に納得しますし、一見さんにも優しい構成ですね。
なお、最終シーズン8は全6話ながら、1話あたり1.5時間、制作費約20億円超ともいわれており、映画並みの規格となっています。
先の読めない展開!
「こういう番組って、主要キャラは絶対死なないでしょ~」って考えがちですが、今まで出ていたキャラがいきなり殺されたりするので、まさに先の読めない展開です。キャラクターが一人歩きしていると妙にドキドキしますw(いつ切り殺されてもおかしくない世界なので)
そういった変に予定調和のない話なので、次は何が起こるんだろうとワクワクさせられるんです。
コンプライアンス上等!
有料チャンネルの番組ならではですが、性表現や暴力表現の規制が緩い為、お子さんのいらっしゃる家庭では注意ください。逆にいえば縛りのない表現で、コンプライアンスがうるさい日本の番組にうんざりの人には新しく感じるかもしれませんw
原作のその先を描いた本作!
本作はジョージ・R・R・マーティン作の書籍、『氷と炎の歌』シリーズを原作としていますが(ドラマのタイトルは1冊目の副題{A Game of Thrones}から付けられた)、序盤はドラマ1シーズンで書籍1冊分のストーリーを消化していました。ところがシーズン6を終えた時点で原作に追いつくという事態が発生しました(日本のアニメによくありがちな展開ですが)。
元々原作者は本作は全7巻としており、シーズン1が開始時点で既に4巻まで発行されていたので追いつかれる事はないだろうと踏んでいたそうです。
そこで原作者と製作側で話し合いが行われ、未発刊の7冊目の主軸となるストーリーを残りのシーズンで先にお披露目するという形になりました。(2019年時点で最新発行は第5巻)。
そのため、多くの原作ファンは本を読む前に展開が分かってしまい、困惑&お怒りだったそうです。気持ちは分からなくもないですが、ドラマが中途半端に終わるのもあれですし、しかたないですよね・・・。ただ、原作では異なるシーンが多数あるとのことなので、気になる方は書籍もチェックしてみてください。
ロケ地巡りが大人気!
同番組の多くのシーンが撮影されたアイルランドをはじめとするヨーロッパの国ではゲーム・オブ・スローンズツアーなるものも開催されており、ロケ地巡りをできるとして世界中からファンが訪れています。興味があれば参加してみてください。
さいごに
いかがでしたか?2000年以降で最大のヒット作と考えられる本作、一度ご覧ください。そのスケールはそこらのハリウッド映画以上です。見てみると、ただ話題になっているだけの番組でない事が分かるはずです。
以上、参考になれば幸いです。