You are here
Home > 英語学習 > 過去完了形と過去形の使い分け

過去完了形と過去形の使い分け

今回は過去完了形と過去形の使い分けについてお話します。

ちなみに私は英語教師でもなんでもありませんので、もし誤りがありましたらご指摘ください(汗)

Contents

過去完了形と過去形の使い分け

大きく「経験」の過去完了形もしくは「過去形」、「継続」の過去完了形もしくは「過去形」に使い分けられます。どういう事か、以下の例でご説明します。

 

「経験」の過去完了形もしくは「過去形」

A: I have eaten a Durian
B: I ate a Durian this morning.

この2つの違いが分かりますか?

Aは「ドリアンを食べた事があります」
Bは「今朝ドリアンを食べました」
となります。

これは経験過去の違いで。aとtheの違いと似ていて時間が特定されているなら過去形、そうでなければ過去完了形でOKです。

Aはぼんやりと(人生の中で)ドリアンを食べた事があるという事なので過去完了形、Bだと今朝ドリアンを食べたとはっきり時期が分かっているので過去形が使用されます。「~last year」とか「~in 1999」とか年号などが分かっている場合も過去形でOKです。

 

「継続」の過去完了形もしくは「過去形」

A: Have you lost your mind? The exam is so easy.
(頭おかしくなったの?試験はすごい簡単だよ)

B: Did you lose your mind? The exam was so easy.
(頭おかしかったの?試験はすごい簡単だったよ)

こちらはいかがですか?

Aは過去完了形で「頭がおかしくなった」状態が続いており、「試験」もまだ継続中である事を示します。

Bは過去形でどちらも終わった状態を示しています。このようにその状態が今現在まで継続している場合は過去完了形、既に終わった出来事の場合は過去形という使い分けもします。

 

過去完了形ってそんなに大事?

ここまで簡単にですが、過去完了形についてお話しましたが、実際これって重要なの?と思ってませんか?

私のカナダ人の友人によれば、北米では昨今、日常会話においては過去完了形の使用度は低くなっているとの事です。しかし、アメリカ映画などを見ると分かりますが、かなりの頻度で使われています。

でも、ぶっちゃけ知らないと生きていけないものでもないです。趣味程度に英語を勉強している人ならそこまでこだわる必要はないでしょう。

ただ、試験の際には必須ですし、英語を正確に理解するためにも覚えておいた方がいいというのも事実です。

 

さいごに

いかがでしたか?ちょっと活字では分かりづらい内容かもしれませんが、少しでも参考になれば幸いです。

Top