今回はおすすめの米ドラマ、シリコンバレーをご紹介します。
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米ドラマ|シリコンバレー(Silicon Valley)
本ドラマは世界一のITタウン、シリコンバレーを舞台としたドラマです。
大手IT企業で働く主人公、リチャード・ヘンドリックスが独自のファイル圧縮技術を開発してベンチャー企業「パイド・パイパー」として起業するところから物語は始まります。
しかし、技術の買収や盗作(コードがどのようにして漏れるかなども描写されます)、訴訟など、様々な問題が立ちふさがります。
劇中ではコンピュータネタが多く、技術職の方の目を引く内容ですが、(私含め)非技術者もしくはIT業界に詳しくない人でも楽しむことができます。
以下、シリコンバレーの見どころをご紹介します。
IT業界の描写がリアル
起業プロセスの、いわゆるスタートアップが細かに描かれます。VC(ベンチャーキャピタル)と呼ばれる会社から資金を調達する為各社へ売り込み、プレゼンを行うシーンなど、物語自体はフィクションですが、恐ろしくリアリティがあります。
マイクロソフトのビルゲイツ氏も「 if you really want to understand how Silicon Valley works today, you should watch the HBO series Silicon Valley(シリコンバレーの仕組みが知りたければ「シリコンバレー」を見るべきだ」と言ったほどです。
度々パイド・パイパーに立ちふさがる大手IT企業Hooli(フーリー)。これも現実の企業をモデルにしたようで、同社製品として「フーリーチャット」「フーリーフォン」など、なんか聞き覚えのある名称が出てきます。
魅力的なキャラクターたち
「パイド・パイパー」のメンバーは曲者ぞろいです。中でもギルフォイル(カナダ人)とディネシュ(パキスタン系移民)のやり取りは絶妙で、ビッグバンセオリーのラージとハワードを彷彿とさせるコンビです。毎回皮肉たっぷりのジョークをかましてくれます。
ただし、ジョークはお下品な内容が多いので誰かと一緒に見る際は注意が必要です。ちなみに通常会話も中でも1シーンに1回はFワードが出てきます。
ディネシュ:ギャビン(フーリー社のCEO)が私情で僕を狙ってくるなんて事はないよ
ギルフォイル:お前は国内でドローンに殺されたパキスタン人第1号になるだろうぜ
毎回アーリック(パイド・パイパーの支援者)と同居人の中国人ジアン・ヤンとのやり取りがお決まりとして入ってきます。(ディネシュに対するジョークもそうですが)アジア人に対する偏見ガッツリですが、ステレオタイプをネタにした笑いなので深く考えない方が楽しめます。
クライマックスの盛り上がり感がすごい
各シーズンのクライマックスは見逃せません。大ピンチの中、一貫の終わりか、はたまた大逆転か、いつもハラハラします。特にシーズン1の最後の盛り上がり方はすごいので是非見ていただきたいです。
各話が短い&話数が少ないので見やすい
多くのドラマは1シーズン24話などでCMを抜いて45分程度でしょうか。シーズン数が増えると膨大な時間となり、中々見る気が起きないという人(私)もいると思います。シリコンバレーは平均して1シーズン10話程度(シーズン1は8話)、各話30分程度なのでちょっとした時間に気軽に見れます。
さいごに
いかがでしたか?本作品はアマゾンのプライムビデオにて鑑賞できます(国内DVD発売・レンタルはされていません)。一度見始めると続きが気になって止まられなくなること間違いなしです。ぜひ見てみてください。
以上、参考になれば幸いです。